02.簡単な順列Pと組み合わせC-組合せの3つの条件

作成日: 2023/03/25 更新日: 2023/05/08 サイトの紹介と使い方



初めに

  1. 簡単に順列Pと組み合わせCを理解する方法を記述します。
  2. この記事は、連番記事となっているので、「最後に」の下部から次の記事あるいは、前の記事に移動してください。
  3. 数学全般に言えることですが、理解のコツは、意味(内容)を理解してから用語を覚えることです。
  4. お勧めは、後ろの方から理解することで、例えば、「例」から理解することです。
  5. 最初が理解できなくても、最後まで読むことで、「分かった~」という部分があれば、そこが突破口になることがあります。
  6. 本ブログは、幼稚園児から実務者までの幅広い読者を対象としてるので、「もう、分かってるよ~」という人はこの記事の読み飛ばしもOKです。


概要

  1. この記事では、組合せを作る時に必要な条件3つについて、簡単に記述します。
  2. この記事のタイトルに順列Pと組み合わせCを使用していますが、他にも組合せの方法(種類)はたくさんあります。
    組合せの種類に組み合わせCがありますが、言葉が重複していて紛らわしいので、方法(種類)全体のことを「組合せ」と呼んでいます。

組合せの目的

  1. 組合せの方法(種類)はたくさんありますが、その方法(種類)の大きな目的は、考えられる全ての「組み」の総数を求めることです。
  2. 「組み」とは、選択した要素の「並び」あるいは「集まり」のことです。

組合せに必要な3つの条件

  1. 必要な条件は次の3つです。
    1. 組合せの方法(種類)の選択
    2. 選択集合
    3. 選択集合から選択する要素の個数

組合せの方法(種類)

  1. 組合せの方法ごとの違いは、「組み」の作り方の約束(ルール)です。
  2. 結果として、その約束(ルール)で作った「組み」の総数が違ってきますが、詳しくは次の記事で記述します。
  3. 組合せの方法(種類)はたくさんありますが、次に例を挙げます。
    1. 順列P
    2. 組合せC
    3. 重複順列Π
    4. 重複組合せH
    5. 円順列
    6. 数珠順列などです。

選択集合

  1. 「組み」の要素となる元の集合を「選択集合」と呼ぶことにします。
  2. 「組み」を作るとき、その要素は必ず「選択集合」から選ばなければなりません。

選択集合から選択する要素の個数

  1. これは、1つの「組み」の要素数と同じになります。
  2. 作る「組み」の要素数は、必ず、この選択する要素の個数と同じでなければなりません。

まとめ

  1. この記事で以下のことが理解できればOKです。
    1. 組合せに必要な3つの条件
    2. 尚、組合せの方法(種類)の全てを覚える必要はありません。

最後に

  1. いかがだったでしょうか?
  2. この記事に質問がある方は下記のメールにお問い合わせください。


<<01.簡単な順列Pと組み合わせC-集合と要素

>>03.簡単な順列Pと組み合わせC-違いと場合数

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