04.端末の小型化とクラウドサービスの近未来

作成日: 2023/03/15 更新日: 2023/04/15 サイトの紹介と使い方



初めに

  1. コンピュータの分類について記述します。
  2. この記事は、連番記事となっているので、「最後に」の下部から次の記事あるいは、前の記事に移動してください。


概要

  1. 筆者による端末の小型化の近未来について記述します。
  2. 尚前提として、全ての部品が安価になることが必要です。

ハードウエア

モニター

  1. パソコンのモニターやスマホの画面が必要なくなります。
  2. ホログラフィーの原理を利用し、空中に映像(画像)が映し出されます。
  3. ホログラフィーの原理を利用した投影法によって、多くの場面で映像が実用化されていますが、共通して高価です。
    以下に、実用・研究中の事例を挙げます。
    ホログラフィー-ホログラフィック立体ディスプレイが筆者のイメージと近いかもです。
    3次元ディスプレイ
    立体テレビ放送
    フォトニック結晶

キーボード・マウス

  1. 上述のモニターと同じ原理でキーボードは再現できます。
  2. マウスは、進化系となると考えられますが、現時点ではイメージできません。
  3. 端末と空中モニターの座標が分かって、キーボードのサイズが分かれば空中キーボードを操作できます。
    街中で何もない空中をポチポチ押している人を見かける時代が来るでしょう。

本体

  1. モニターとキーボードが必要無くなれば、パソコンとスマホの区別が必要なくなるハードウエア的条件が揃います。
  2. ハードディスク必要無くなり(ソフトウエアの項目を参照)、現在のスマホと同程度のメモリがあれば十分です。
  3. 従って、端末となる現在のパソコンはスマホサイズに小型化されます。

その他

  1. 端末の小型化に関係するパーツを以下に挙げます。
    1. インターネット接続-既存部品でOK
    2. カメラ-既存部品でOK
    3. マイク-既存部品でOK
  2. 他の特殊なパーツは、現時点で端末の小型化が不明です。

ソフトウエア

OS

  1. 端末からクラウドサービスの提供するOSが自由に選べます。
  2. 現在のようにパソコンが、MACやWindowsに特化したものになりません。
  3. そして、プログラマーはUnix系OSを利用するようになります。

アプリケーション

  1. アプリケーションを端末にダウンロードしたり、インストールしたりする必要はありません。
    そして、バージョンアップもクラウドサービスが担ってくれます。
  2. 現在スマホなどで有料アプリが存在しますが、その全てクラウドサービスの料金の中に入ります。

データ

  1. 個人のデータも共有データもクラウドサービスのストレージを利用します。
  2. これによって、違う端末機器からでも(アカウントを厳重に管理すれば)自由に個人の所有物感覚でクラウドサービスを利用できます。
  3. それの意味することは、端末が壊れてもアカウントによってデータは守られます。

まとめ

  1. 筆者の思う近未来とは20~50年先のことですが、ソフトウェアに限ってはもっと早いかもしれません。
    実際に上述のソフトウエアの一部は、現在も実現されています。
  2. 現在ネックになるのは、ハードウエア環境の違いでユーザとしては、非常に使い辛いです。
    操作もMACとWindows,iOSとAndoroidで違いますし、スマホアプリの作成時にiOSとAndoroidの両方を作らなければなりません。
    ソフトウエアは、Xamarinを使えばiOSとAndoroidのアプリを共通で作れますが、Windowsパソコンで作成したスマホアプリをiOS(App Store)に配布できません。
  3. 尚、筆者は企業に属さない引退したエンジニアなので、企業論理のことは考慮していません。
    ただ、近未来の技術が現在の端末環境を許さないと思うだけです。

最後に

  1. いかがだったでしょうか?
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